3. アメンボ先端 丸ボールも浮かす |
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アメンボ先端 丸ボールだけ地面に接地できる時間が取れるようになってきたら、次は |
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アメンボ先端 丸ボールも 地面から ちょっとだけ浮かす ようにやってみましょう。 |
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地面から浮かす といっても 始めのうちは、5cm でも 10cm でも構いません。 |
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4個ある 丸ボール全部が地面から浮くように スティックコントールしてみましょう。 |
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慣れてくれば 高く浮かすことも必要ですが、危険だと判断した際には |
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すぐさま 光の速さで 緊急強制着陸 を行いましょう! |
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このころから、操作するプロポスティックが忙しくなってくる事と思われます。 |
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R/Cヘリコプターは 後ろ側から見て 少し右に傾いた状態で ホバリングバランスが取れる |
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為、地面と水平状態であった着陸時状態から、少しエルロンで右に傾けた状態の |
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離陸中、そしてホバリングへと進むことになります。 |
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順序を追って解説しますと、着陸中のヘリは地面と水平状態です (当たり前ですね)。 |
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実際に地面から ほんのちょっとだけでも 離陸を始めてしまうと 地面と水平状態のヘリは |
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メインローターが右回転の為、後ろから見て 左側へ 左側へ 流れるように移動してしまいます。 |
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その為、ヘリが地面から離れようとする前から エルロンスティックを右側へ 入れる必要が |
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あります。 地面に両方のスキッドが接地している状態から、ローター回転を上げていきます。 |
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エルロンスティックを ちょっとだけ 右側へ 入れながら 更にローター回転を上げていくと |
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エルロンスティックを 右側へ入れている為、離陸しようとするヘリは ちょっと右側へ傾き |
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左側のスキッドだけ 地面から離れるようになり、右側のスキッドだけが接地した |
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片足状態となります。 この状態が概ね ホバリングバランスの取れた姿勢となる訳です。 |
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片足だけ接地した状態の姿勢については 練習を重ねれば 自然と慣れてくると思います。 |
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(アメンボの無い 通常スキッドの場合も同様に 右側のみのスキッド片足接地状態になります) |
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この左側のスキッドだけが浮いている状態から エルロンスティックを 右と左と |
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連続操作して ヘリのエルロン方向のバランスを ちょっと右に傾いた姿勢が保てるよう |
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操作します。 この時 ヘリが左に傾いた時に エルロンを右に操作する、また ヘリが右に |
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傾いた時に エルロンを 左に操作する 等 ヘリの傾きの逆に スティック舵を入れることを |
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当て舵 といいます。 |
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実際に ヘリを浮かそうとした場合、特に始めのうちは、ヘリの挙動を見ながら、その傾き |
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を見て 当て舵を打つという 後手後手の操作になりますが、始めのうちは仕方ないと |
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思います。しかも、ヘリの傾きは左右のエルロン方向だけではなく、前後のエレベーター |
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方向にも傾きが生じます。シュミレーターにて 事前に練習をしているようであれば、 |
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自然に指が動きますが、全く始めての時は 両方の指を動かそうとしても 動きません。 |
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そのような場合は、とりあえず エルロン操作だけに集中して、前後方向のエレベーターの |
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傾きの当て舵を入れることを止めてみましょう。ヘリが前の方に進み過ぎたりしたら、 |
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一旦 ヘリを下ろして 近くに持ってきてから 再度離陸練習をする方が良いかと思われます。 |
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当て舵練習の方法として、とにかく 両手の指は休めずに、常に連続して細かく打つことです。 |
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右手親指の場合は、左右方向のエルロン舵を 常に細かく素早く打ち続ける。 |
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左手親指の場合は、前後方向のエレベーター舵を 常に細かく素早く打ち続ける ことです。 |
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(頭の中で 右・左、 前・後ろ と連続して細かく舵を打てるようイメージしてみましょう) |
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この頃 ハクの シャトルは 左右方向では 左に左に進んで行き、前後方向では やや 前に |
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進んで行き、その度に 近くに持ってきたり、側で指導をしていただいていた上級者に |
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近くまでホバリングして持ってきてもらったりしていた記憶があります。 |
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初めのうちは 地面に近い高度でホバリング練習をして、次第に ヒザの高さ あたりへ。 |
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高さが慣れてくると また 今度は 胸の高さ あたりへと 、無理せず 自分のレベルに合わせて |
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高度をゆっくりと上げていく 練習も頑張ってみましょう! 地面からの高さが 1mぐらいの高度で |
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ホバリングを行うと、 ヘリの挙動が それ以下の高度でホバリングするよりも安定するようになります。 |
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これは ヘリのメインローターが回転して 地面側へ送り込まれた風が 地面に撥ね返って ヘリに |
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ぶつかってくる風が ヘリに届かなくなる為のようで、その為 ヘリのホバリング安定が増すようです。 |