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趣味の       
RCヘリコプタークラブ

練習: 初ホバリング編First hovering Edition

初めての ホバリング
(初代管理人「ハク」さんの 方法)
1. ヒロボー社製 アメンボ を準備
2. アメンボ先端 丸ボールは地面に
3. アメンボ先端 丸ボールも浮かす





1. ヒロボー社製 アメンボ を準備して使用すると早く覚えるかも?
  (ここではエンジン機を対象としています。電動機になると最初の手順等が変わります。)
 
一般的にラジコンヘリコプターを始める時は フルセット仕様を購入する事が多いかと思われます。
 
ヒロボーのアメンボは 他社製アメンボと大きく違い、スキッドもアメンボ専用のもので
 
何よりも アメンボの転倒防止バーの角度が可動式 です。 素晴らしい!!
 
何が素晴らしいかというと、後述致しますが、 選ぶなら ヒロボー社製 アメンボを
 
強くお薦め致します。 4000円程の出費なんかは その後の恩恵を考えると安いものです。
 
以下 ヒロボー社製 SDX にて記述致しますが、スカディ等でも同様と思われます。







2. アメンボ先端 丸ボールは地面に
 
 
いよいよ 初めての 緊張した 離陸の練習開始となります。 これからしばらくの間は
 
ヘリを地面に置いて、その真後ろ 約5m程 に自分が立って 操作する練習になります。
 
これはヘリを後ろから見て操作することになります (テールローターが自分側になる)。
 
これより しばらくは プロポ エンコンスティックを<B> ゆっくりと </B>上げていく中で、ヘリが
 
実際に動き出す時の 音はどれぐらいなのかを <B>耳で覚える</B> ことが必要となります。
 
始めのうちは 慣れていない為、難しいことばかりになりますが、とりあえずはヘリの
 
スキッド底部のみが地面から離れるぐらいのところまで、ゆっくりとエンコンスティックを
 
 上げていきましょう。 あくまでゆっくり とです。 この時に注意したいのが、ヘリのスキッド底部
 
 は地面から離れても、アメンボ先端の 丸ボールは地面から話さない程度に離陸させるよう
 
 エンコンスティックを上げていきましょう。 これは、アメンボの転倒防止バーの角度が可動式
 
 なる ヒロボー社製ならではの素晴らしい構造の恩恵です。
 
 エンコンスティックを上げすぎて、ヘリが浮き過ぎた場合や、離陸中に恐くなったりした場合
 
 光の速さで エンコンスティックを 一気に一番下まで 下げましょう!! 大変危険です!!
 
 高度が低ければ低いほど、一気にエンコンスティックを下げて、緊急強制着陸をしても
 
 機体の破損はし難いと思われます。
 
 (ハクは初期の頃、緊急強制着陸を繰り返し、ヘリフレーム底部側のスキッド取付け箇所が
 
 破損してしまいましたが・・・)
 
 少しでも長い時間 スキッド底部のみが地面から離れていられるよう エンコンスティックを微妙に
 
 操作する練習をしましょう! 恐くなったら、すぐ 降ろすことも忘れずに・・・。
 
 プロポの2本のスティックを操る 両手の親指について、スティックを押さえつける力の加減については
 
 出来るだけ、強く グッ と押さえつけるように操作をする癖をつけた方が良いかもしれません。
 







3. アメンボ先端 丸ボールも浮かす
 
アメンボ先端 丸ボールだけ地面に接地できる時間が取れるようになってきたら、次は
 
アメンボ先端 丸ボールも 地面から ちょっとだけ浮かす ようにやってみましょう。
 
地面から浮かす といっても 始めのうちは、5cm でも 10cm でも構いません。
 
 4個ある 丸ボール全部が地面から浮くように スティックコントールしてみましょう。
 
 慣れてくれば 高く浮かすことも必要ですが、危険だと判断した際には
 
 すぐさま 光の速さで 緊急強制着陸 を行いましょう!
 
 このころから、操作するプロポスティックが忙しくなってくる事と思われます。
 
 R/Cヘリコプターは 後ろ側から見て 少し右に傾いた状態で ホバリングバランスが取れる
 
 為、地面と水平状態であった着陸時状態から、少しエルロンで右に傾けた状態の
 
 離陸中、そしてホバリングへと進むことになります。
 
 
 順序を追って解説しますと、着陸中のヘリは地面と水平状態です (当たり前ですね)。
 
 実際に地面から ほんのちょっとだけでも 離陸を始めてしまうと 地面と水平状態のヘリは
 
 メインローターが右回転の為、後ろから見て 左側へ 左側へ 流れるように移動してしまいます。
 
 その為、ヘリが地面から離れようとする前から エルロンスティックを右側へ 入れる必要が
 
 あります。 地面に両方のスキッドが接地している状態から、ローター回転を上げていきます。
 
 エルロンスティックを ちょっとだけ 右側へ 入れながら 更にローター回転を上げていくと
 
 エルロンスティックを 右側へ入れている為、離陸しようとするヘリは ちょっと右側へ傾き
 
 左側のスキッドだけ 地面から離れるようになり、右側のスキッドだけが接地した
 
 片足状態となります。 この状態が概ね ホバリングバランスの取れた姿勢となる訳です。
 
 片足だけ接地した状態の姿勢については 練習を重ねれば 自然と慣れてくると思います。
 
 (アメンボの無い 通常スキッドの場合も同様に 右側のみのスキッド片足接地状態になります)
 
 この左側のスキッドだけが浮いている状態から エルロンスティックを 右と左と
 
 連続操作して ヘリのエルロン方向のバランスを ちょっと右に傾いた姿勢が保てるよう
 
 操作します。 この時 ヘリが左に傾いた時に エルロンを右に操作する、また ヘリが右に
 
 傾いた時に エルロンを 左に操作する 等 ヘリの傾きの逆に スティック舵を入れることを
 
 当て舵 といいます。
 
 実際に ヘリを浮かそうとした場合、特に始めのうちは、ヘリの挙動を見ながら、その傾き
 
 を見て 当て舵を打つという 後手後手の操作になりますが、始めのうちは仕方ないと
 
 思います。しかも、ヘリの傾きは左右のエルロン方向だけではなく、前後のエレベーター
 
 方向にも傾きが生じます。シュミレーターにて 事前に練習をしているようであれば、
 
 自然に指が動きますが、全く始めての時は 両方の指を動かそうとしても 動きません。
 
 そのような場合は、とりあえず エルロン操作だけに集中して、前後方向のエレベーターの
 
 傾きの当て舵を入れることを止めてみましょう。ヘリが前の方に進み過ぎたりしたら、
 
 一旦 ヘリを下ろして 近くに持ってきてから 再度離陸練習をする方が良いかと思われます。
 
 
 当て舵練習の方法として、とにかく 両手の指は休めずに、常に連続して細かく打つことです。
 
 右手親指の場合は、左右方向のエルロン舵を 常に細かく素早く打ち続ける
 
 左手親指の場合は、前後方向のエレベーター舵を 常に細かく素早く打ち続ける ことです。
 
 (頭の中で 右・左、 前・後ろ と連続して細かく舵を打てるようイメージしてみましょう)
 
 
 この頃 ハクの シャトルは 左右方向では 左に左に進んで行き、前後方向では やや 前に
 
 進んで行き、その度に 近くに持ってきたり、側で指導をしていただいていた上級者に
 
 近くまでホバリングして持ってきてもらったりしていた記憶があります。
 
 
 初めのうちは 地面に近い高度でホバリング練習をして、次第に ヒザの高さ あたりへ。
 
 高さが慣れてくると また 今度は 胸の高さ あたりへと 、無理せず 自分のレベルに合わせて
 
 高度をゆっくりと上げていく 練習も頑張ってみましょう! 地面からの高さが 1mぐらいの高度で
 
 ホバリングを行うと、 ヘリの挙動が それ以下の高度でホバリングするよりも安定するようになります。
 
 これは ヘリのメインローターが回転して 地面側へ送り込まれた風が 地面に撥ね返って ヘリに
 
 ぶつかってくる風が ヘリに届かなくなる為のようで、その為 ヘリのホバリング安定が増すようです。

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